強姦致傷
ある日、松本さん(仮名)は、深夜自動車を運転中に一人で歩いていた女性(被害者)を見つけ、強姦しようと考えて、車内から犯行に使うための軍手やガムテープを取り出し、物陰に隠れて被害者を待ち伏せした。そして、被害者が傍を通りかかったところで、被害者の腕をつかんで畑に引きずり込み、顔を手で数回殴る等の暴行を加えて抵抗できないようにし、強姦しようとしたが、その場を目撃した通行人に取り押さえられたため強姦は阻止された。小川さんが被害者を殴ったことで、被害者には全身打撲の傷害(全治約7日間)が生じた。 被害者は突然見知らぬ男に暗がりで襲われて傷害まで負わされるという今回の事件で、多大な肉体的、精神的苦痛を被ってしまった。 もっとも、裁判の日に、◎姦淫行為自体は未遂に終わり、わいせつ行為にも至っていないこと、◎事実を認めて反省し、謝罪の意を示していること、◎被害者側に200万円が支払われ、示談が成立していること、◎前科がないこと等、松本さんに有利な事情が明らかになり、執行猶予を付けるかどうかを裁判官が判断するにあたって、考慮された。
有罪判決:懲役3年(執行猶予5年)
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