恐喝(被害額3万円)
ある日、川口さん(仮名)は、ビルの敷地内に自分の原動機付自転車を駐車していたが、ビル内で用事を済ませている間に、ビル警備員が川口さんの原付を移動させてしまったことに腹を立て、警備員に「足代を出せ」「誠意を見せろ」などと約6時間にわたり因縁をつけた。これを傍で聞いていたビル管理者が川口さんのことを恐れているのに乗じて現金を脅し取ろうと考え、同人に対し「ガードマンから金を取るつもりはなかった」「代わりに誠意を見せろ」などと脅して現金を要求し、同人を畏怖させて現金3万円を受け取った。 井上さんは同種の恐喝行為によって起訴猶予となってから1年も経たないうちに今回の犯行に及んでいる。 なお、裁判の日、◎事実を素直に認め、反省及び更正の意思の意思を示していること、◎被害者や事務所及び敷地に接触、立入り等しない旨約束していること、◎被害金3万円を返還することで被害者と示談が成立していること、◎前科がないこと等、川口さんに有利な事情も明らかになり、執行猶予を付けるかどうかを裁判官が判断するにあたって裁判官に考慮された。
有罪判決:懲役2年(執行猶予4年)
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