無免許、無車検、無保険運転で交通事故(人身事故・けが)
ある日、竹内さん(仮名)は、運転免許を持っていないにもかかわらず、車検と自賠責保険がともに切れている自動車を運転していたところ、過って、横断歩道の上を走行していた自転車と衝突し、その結果、被害者は、頚椎捻挫、両ひざ打撲等の傷害(加療約2週間)を負ってしまった。
それにもかかわらず、竹内さんは、直ちに自動車の運転を停止し、被害者を救護するなどの必要な措置を講じず、かつ、その事故発生の日時および場所等の必要な事項を、最寄りの警察署の警察官に報告しなかった。
そればかりか、竹内さんは、処罰を免れるために、自動車を放置したまま逃走し、その後わざわざ放置した自動車を取りに戻り、他の場所まで移動させてナンバープレートを取り外し、その場所で自動車を乗り捨て、その後自宅に帰らず、約3か月間にわたり知人宅などを転々としながら逃走を続けるという証拠隠蔽工作を行った。
後日、竹内さんは、自ら警察に出頭して検挙され、裁判の日には、事実を素直に認めて反省の態度を示し、二度と事件を起こさないことを誓った。もっとも、法廷における証拠調べの結果、◎竹内さんは、遊びや仕事のために日常的に無免許運転を繰り返していたこと、◎車検や自賠責保険が切れていたことを知っていたが、お金を惜しんで更新を怠っていたこと、◎被害の弁償が不十分であることが判明した。
なお、竹内さんには、無免許運転を含む多数の前科があり、そのうち服役前科は4犯で、最終の刑を受け終わってから約4年しか経っていないにもかかわらず、無免許運転を再開していた。
有罪判決:懲役8月の実刑判決
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